闇のないSES業界になるために

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ネットでちょっとググってみるとSESの闇、とかSESだから云々というお話しがいっぱい出てきますね。
中には本当にSESという仕事の形態が嫌いなんだなぁと感じるくらい恨み節を書かれている方もいらっしゃいます。
お気持ちは分からなくはないのですが、個人的にはSESが悪や闇の存在であってはならないと思っています。
あるべき姿、は大げさかもしれませんが、少しそういうところを考えてみようと思います。
そんな影響力はないと思いますが炎上しませんように(。-人-。)ナムナム

違法を前提に評価してはいけない

SESが悪者にされる場合、理由として挙げられるのは『指揮系統があいまい』とか『偽装請負の温床』とか『労務管理が出来ない』などを理由にされる事が多いようです。
一部の会社さんがこういう形で要員を提案していることは事実です。
ですが、これ全部違法です。
個人的な意見としては違法な事をやっていて、それを良くない理由にするのは違うんじゃないかな、と思っています。
正しく運用されているのに良くない結果を生み出しているのであればそれが本当の問題だと思います。

  • 指揮系統が曖昧:準委任契約では、管理監督者を明示するのは必須です。
  • 偽装請負:一人で契約をする場合は派遣契約とするのがルールです。
  • 労務管理が出来ない:自社の管理監督者(準委任の場合)or派遣先(派遣の場合)の管理者の元きちんと労務管理をしましょう。

これが本来の形といえます。

よく1名で契約する場合請負にすればOKという人がいます。
これは合っている側面もありますが、それは人数に関係する事じゃありません。
請負は納品物を作業報告書以外で定義し、納品物を納品して検収して頂いて始めて入金される、という契約です。
ですから1ヶ月に1回お金が貰えるのではなく何ヶ月かかろうとも納品・検収された時1回で支払われます。
毎月入金されなくなりますのでそれでもOKならばそういった契約をすれば良いですね。

元請け企業とSES企業はお互いを補完する関係

私が所属する会社でも、一括請負のお仕事をエンドさんから請ける場合があるのですが、どう頑張っても社内のリソースだけでは足りない事がほとんどです。
そこでパートナー会社さんに協力をお願いし、SESで参画して貰う事が多くあります。
実力のある会社さんが多いので、本当に頼りになる存在です。
完成という目的に向かって一緒に頑張ってくれる心強いまさに『パートナー』です。
元請け会社はSES会社にリソースを補完してもらい、SES会社は元請け会社にエンドから仕事を取るという営業力とプロジェクトを管理するマネジメント力を補完してもらいます。
どちらが正しいではなく、相互に補完する関係と考えるべきでしょう。
SES会社もこのような案件に参加することで力を付け、いずれサブシステムの請負、フェーズの請負などを経験し、いつか案件自体を請け負える体制を作っていくのがあるべき姿だと思います。

何よりもプロフェッショナルであれ

ただ、全ての会社さんが頼りになる存在になる、という意気込みでで参画してくれるわけではありません。
なかには「通勤が遠いから」とか「建物が古い」とかいう理由で突然来なくなる人もいらっしゃいます。
参画時には「あれもできます、これもできます」と聞いていたのに「そんなの出来ない」って逆ギレする方もいます。
正直、契約形態よりも技術者本人の気持ち・モチベーションの方が仕事に向かう姿勢に影響するのではないかと思っています。
たとえ一次請けの会社でも腐っている人は腐っているし、SESで参画してくれた人でも意識を持っている人はしっかり持っていると思います。
技術者としてプロフェッショナルかどうか、が一番の問題だと思います。

おわりに

この記事を書くに際してSESの評判を色々調べてみましたが、かなり評判が悪いんだなぁと感じました。
まずは何よりも違法な契約を排除することが最初かなと感じます。
それをやっている限りどんなに言い訳してみても「闇の業界」という扱いは変わらないでしょう。
コンプライアンスの遵守、チーム態勢での仕事(もしくは派遣で参画しているなら上位会社と同等の扱い)、そしてプロ意識があれば、どんな立場の会社でも立派な仕事であることには間違いないと思います。
今は経営者にも技術者さんにも意識を持った人が増えてきていると思いますので、いつか良い方向に向かうことを信じています。

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