2023年勝手に予想

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皆さん明けましておめでとうございます!
昨年は大変お世話になりました。
昨年はプライベートでも大きな変化(結婚)があり、息子の就職もあり、とても充実した1年でした。
仕事では3月に転職をし、とっても素敵な会社に入社することが出来ました。
今年は変化を成長に変えられるようチャレンジして行きたいと思います。
そして、新たに始まる2023年はどんな年になるのでしょうか。
完全に個人の意見であり、内容について保証は全く出来ませんが色々考えてみたいと思います!

世の中はどうなる?

まずは世の中の景気について考えてみました。
去年から続いている物価高はまだしばらく続くようですね。
電気代の補助金も出るようですが、電気会社の料金のキャップが外されるなんて話もあり、そのまま値下げになるかは不透明…。
大手から中小零細までこの原価高を料金に転嫁する方向は変わらないと思われます。
各企業の仕入れ額が上がり、利幅が縮小することから投資に回すお金が減るのでは無いかと思われます。

また、アメリカ経済が昨年の利上げからくる不景気に入るという予測と相まってロシアの軍事侵攻がいつまで続くか、が鍵になるかと思っています。
日本でも政府の方針からNISAなどの投資をやりたい人が増えてくると思いますが、昨年は頼りのアメリカ株がリーマンショック以来の年間下げ幅だったことなど考え二の足を踏む人も多いでしょう。
軍事侵攻が続く限り何が起こるかわからない、という気持ちにもなりますよね。
それさえ終わってくれれば長期的にはコロナからの回復基調になってくれるのではないかと期待することも出来るのですが、いつまで続くのか経済上だけではなく人道的にもとても心配な出来事です。

IT業界はどうなる?

IT業界に目を向けると、上記の通り一般企業の利益が減る中でシステム投資に回る資金が減少すると思われます。
また、NT○さんの再編問題などもあり、今まで潤沢に仕事があった状態が今後も続くかと言われると変化が起きるのは間違いないと思います。
それでもECやサブスクのWebサービスなどは引き続き好調をキープでしょう。
一度根付いた『おうち時間』の方向性は急激に無くなることは無いと思います。

もう一つIT業界に関連のある事といえば昨年一部の製造業は半導体不足などで生産調整を行いました。
いわば売上を昨年と今年にならしたと言えるでしょう(それでも過去最高の売上を記録している所もあり凄い)
そういった会社は去年同様今年も好調かと思われますのでシステム投資も高いレベルで推移すると思われます。

気になるのはDXの行方ですね。
IT業界の悪いクセなのですが、何かをやろうとするとすぐに「じゃあこのツールを使うと良いよ」と商品ありきで考えてしまう部分があります。
当然、一般企業さんには理解出来ずツールの導入はしたものの仕事は変わっていない=DXは進まなかった、となることが多く見受けられます。
会社ごとに仕事が違う以上、ツールだけで業務か改善される事はありません。
顧客と一緒に業務を分析し、それにあった効率的なシステム化(ツールを含む)を行わない限り顧客が満足するDXを推進することは出来ず、当然DXがもたらした利益をシステムに再投資して貰うこともできません。

全体としてはトレンドの会社や一部の製造業を除いて利益の減少から積極的なシステム投資を行う会社は少ないと思われます。
今まで内部留保を頑張っていた会社は逆にこれをチャンスと考え積極的な投資に動く事もありそうですね。
IRを要チェックです。

SES業界はどうなる?

IT業界とSESを分けて書くのもおかしな話なのですがわかりやすくするためにそうしてみます。
元請企業やエンドは上記の通り一部の好調企業を除きシステム投資する余裕があまりない事になりそうです。
よって、お付き合いしている会社がどこなのかで景気は大きく変わってくると思われます。
母数としては少なくとも前半は徐々に減っていく事が予想されますので、限られたパイの取り合いになるでしょう。
元請企業はプロパのアサインを優先し、足りない部分をSES会社に打診します。
今までプロパが足りなくて仕方なかった会社も仕事が減ればプロジェクトメンバーの大部分をプロパでまかなう事になり、SES会社からの要員は少なく、かつスキルの高い人だけで事足りるようになります。
当然商流の浅いSESだけで募集は終了、深い会社までは仕事はまわらないでしょう。
また元請の受注金額も顧客の予算が減っている状況から減少傾向になると思われます。
当然しわ寄せはSESの単価減少という形で出てきます。
SES企業も原価高の影響は受けますからさらに利益は圧迫される事もありそうです。

ここからは全くの個人的な予想ですが、そういった中で来期業界内の再編がありそうだなと思っています。
マージンを中抜きするだけでプロパがいない企業は単価面やコンプライアンス面で淘汰されざるを得ないでしょうし、エンジニアを多数抱えている会社はさらに巨大化を進めるための合併に走る所もあるでしょう。
未経験・ロースキルの首切りという方向に進まないといいなあとは思っていますが…。

終わりに

暗い話を多くしてしまいましたが、あくまでわたし個人の予想ですので皆さんも自分なりの予想を立てて戦略につなげて頂いた方が宜しいかと思います。
大きな要素として、日本の利上げ、円ドル、アメリカ株価、ロシアの軍事侵攻がキーワードになるのは間違いないと思います。
これらが、どういう方向に進むことで、どんな企業がどうなるか、個人の投資マインドはどのように変化するか見極める必要があります。
とても難しい事ですが、IT企業、SES企業も他の会社と同じように『会社』ですから、景気動向を見て戦略を考え、売上であるプロジェクトを推進し、継続性のため人を育てるのは他の業界と一緒です。
今年も皆さんの企業が大いに発展することを祈っております!

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