単価:スキル見合い…とは?

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よく案件の募集要項に『単価:スキル見合い』って書いている事がありますよね。
このエントリーを書くに当たってちょっと『スキル見合い』でググってみたのですが…評判悪かったんですねσ(^_^;
私もちょくちょく使ってしまっていたので申し訳ない気持ちでいっぱいです。
言い訳になってしまいそうですが、『スキル見合い』の意味や意図をちょっと考えてみましょう。

幅広い募集のため決められないケース

スキル見合いという言葉を使う場合、大抵は「価格を決めきれない」ケースが多いです。
ある程度予算と体制に余裕があって、スキルと単価の幅を広くして募集をかけたいのですが、スキルに関係なく上限いっぱいの単価で提案してくるBPさんが多いため、募集の単価で提案しないで、スキルに応じた単価で提案してくださいね、という意味合いで使っています。
予想以上にスキルのある方の提案だったりすると今後の募集を組み替えてでも高単価で受け入れる場合もあります。
そのため○○万円~○○万円と書いてしまうとそういった高スキルの人の応募がなくなってしまうため、制限をかけないという考えもあります。
こういう場合はスキルにマッチしていると判断してもらえれば採用される確率も高いため、○○万円の価値がある!と堂々と提案してよろしいのではないでしょうか。

予算が全然ないケース

もう一つは予算が全然なくてロースキルで募集をかける場合です。
この場合は『これだけロースキルなんだからそれに見合う単価でよろしくね』という場合です。
ロースキル提案の場合、BPさんもそれほど高単価を狙ってくる訳でもないので、その会社さんの落とせる範囲で落として提案してくれます。
それも会社さんで差がありますしので可能な範囲で低く提案して欲しいときに使う事があります。
ロースキルさんだとある程度潤沢に提案がありますから、こちらから「ここまで落として!」とは言いづらいし、無理せずマッチする会社さんに提案して頂けるのが一番かと思うので、このような言い方をしている事が多いと思います。
提案する側としては価格競争しても仕方ありませんからこちらも社内的に許される単価で提案するのがよろしいのではないでしょうか。

おわりに

逆を考えてみると、単価に自信があって○○○万出すから良い人提案して!って場合は募集する側も良い案件ですよ!ってアピールしたくて言っている場合が多いですね。
なので、スキル見合い、と言われた場合は自社が考える案件に対する全うな単価を提示してみれば良いのではないでしょうか。
その際、募集する側の状況を少し汲んでみるとマッチすることが増えるんじゃないかと思います。
過去のエントリーでは単価設定の考え方や狙い目案件などについても触れていますので参考にして頂けると幸いです。

コメント

  1. […] 案件情報などに書いているあいまいな言葉シリーズ第2弾。前回の『スキル見合いという単価』に続いて今回は『一人称で動ける人』をテーマにしたいと思います。一人称って意味を調べてみると『一人称とは、人称の一つで、話し手自身を指す。自称とも呼ぶ。一般に数の区別がある。』なんて出てきますが…案件情報の言い回しとは意味が違いそうですね。ではどういった場合に使われているのか考えてみましょう。 […]

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